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医療・介護ニュース

インフルエンザ患者報告数、2週連続で減少-厚生労働省が発生状況を公表

2019年10月25日 15:10

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 厚生労働省は25日、インフルエンザの発生状況を公表した。14日から20日までの週の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約20%減の定点当たり0.72人で、2週連続で減少した。【新井哉】

 都道府県別では、沖縄が13.62人で最も多く、以下は、鹿児島(2.15人)、佐賀(1.76人)、岩手(1.22人)、新潟と福岡(共に1.18人)、北海道(1.16人)、広島(0.97人)、熊本(0.9人)などの順だった。29都府県で前週の報告数より減った。

 入院患者数(基幹定点医療機関約500カ所)は前週比16人減の68人。入院時の状況(一部重複あり)については、「頭部CT検査、頭部MRI検査、脳波検査のいずれかの実施(予定含む)」が9人、「ICU入室」が5人、「人工呼吸器の利用」が2人いた。

 休校、学年・学級閉鎖の措置を取った施設(保育所、幼稚園、小中学校、高校)に関しては、前週比21施設減の81施設となった。

 ウイルスの検出状況については、直近の5週間では、AH1pdm09の検出割合が90%で最も多かった。

出典:医療介護CBニュース