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医療・介護ニュース

【感染症情報】リンゴ病が2週連続で増加-RSウイルス感染症は3週連続で減少

2019年10月15日 16:25

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 国立感染症研究所がまとめた9月30日から10月6日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、伝染性紅斑(リンゴ病)の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加した。感染性胃腸炎、インフルエンザも増えた。手足口病は横ばい。RSウイルス感染症は3週連続で減少した。【新井哉】

〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約14.3%増の0.64人。過去10年同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、大分(2.17人)、香川(1.71人)、福岡(1.62人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約13.1%増の3.1人。都道府県別の上位3位は、大分(6.25人)、熊本(5.24人)、福岡(4.91人)。

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約7.6%増の0.99人。都道府県別の上位3位は、沖縄(26.83人)、鹿児島(3.87人)、福岡(2.3人)。

〔手足口病〕報告数は前週と同じ1.82人。都道府県別の上位3位は、新潟(3.72人)、北海道(2.89人)、東京(2.66人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約12.3%減の2.07人。都道府県別の上位3位は、香川(5.64人)、新潟(4.89人)、奈良(4.29人)。

出典:医療介護CBニュース