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医療・介護ニュース

東京でインフル患者倍増、13保健所管内「流行」-10歳未満が6割超、学級閉鎖が続出

2019年09月18日 19:20

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 東京都内のインフルエンザ患者報告数が倍増し、13保健所管内で流行開始の目安を上回っていることが18日、東京都感染症情報センターが公表した感染症発生動向調査の週報(ウェブ版)で分かった。【新井哉】

 週報によると、9日から15日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、前週と比べて約2倍の0.95人となった。年齢別では、10歳未満が全体の6割超を占めている。

 都内の全31保健所管内のうち、▽文京(3.14人)▽中央区(2.6人)▽北区(1.82人)▽葛飾区(1.69人)▽杉並(1.65人)▽渋谷区(1.57人)▽多摩小平(1.52人)▽世田谷(1.46人)▽町田市(1.23人)▽江戸川(1.21人)▽江東区(1.14人)▽板橋区(1.13人)▽練馬区(1.05人)-の13保健所管内で流行開始の目安の1.0人を超えている。

 インフルエンザの感染拡大に伴い、教育施設での学級閉鎖が相次いでいる。町田市では、10日から13日にかけて小学校1校の2クラスで学級閉鎖となった。府中市の小学校1校(10-12日)、中央区の小学校1校(11-13日)などでも学級閉鎖の措置が取られた。

出典:医療介護CBニュース