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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が6週連続減少-感染性胃腸炎・ヘルパンギーナは2週連続増加

2021年10月19日 14:35

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 国立感染症研究所がまとめた4日から10日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が6週連続で減少した。咽頭結膜熱(プール熱)も減った。感染性胃腸炎、ヘルパンギーナは2週連続で増加した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.4%増の2.15人。都道府県別の上位3位は、徳島(5.43人)、大分(5.36人)、愛媛(4.14人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約11.1%減の0.48人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(4.56人)、沖縄(3.38人)、北海道(2.16人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約17.3%増の0.61人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、大分(2.86人)、鳥取(2.79人)、島根(2.7人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約20%減の0.08人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(0.25人)、福井、宮崎(共に0.22人)。

出典:医療介護CBニュース