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レジメン紹介

GEM+エルロチニブ療法:ゲムシタビン(GEM)+エルロチニブ

レジメン紹介

局所進行切除不能・遠隔転移(一次)
   
1
8
15
22
29
ゲムシタビン 1000mg/m² 静注
 
エルロチニブ 100mg 経口
投与サイクル 4週毎に投与 サイクル数 増悪または忍容性がない場合まで継続

投与方法

薬剤 投与経路 用量 投与時間
注射抗がん剤および支持療法:Day1、8、15
デキサメタゾン
生理食塩液
静注 6.6mg
50mL
15分
ゲムシタビン
生理食塩液
静注 1000mg/m²
100mL
30分
生理食塩液 静注 50mL 15分
経口抗がん剤:連日
エルロチニブ 経口 100mg 分1、連日
※投与方法に関する情報等、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。​お問い合わせ

副作用

種類 発現頻度 発現頻度
好中球減少(Grade≧3) 24% 34.9%
血小板減少(Grade≧3) 10% 8.5%
感染(Grade≧3) 17% -
疲労(Grade≧3) 15% 2.8%
AST上昇(Grade≧3) 11% 4.7%
下痢(Grade≧3) 6% 1.9%
皮疹(Grade≧3) 6% 2.8%
間質性肺炎様症状(All Grade) 2.1% 8.5%
口内炎(Grade≧3) <1% 0%
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
J Clin Oncol.25(15):1960-6(2007).(p1962-64)
Cancer Sci.102(2):425-31(2011).(p428)
各薬剤の主な副作用 GEM+エルロチニブ:白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少、痤瘡様皮疹、間質性肺炎、食欲不振、発熱、倦怠感
【参考文献】
古瀬純司・奥坂拓志編,膵がん・胆道がん薬物療法ハンドブック,2014,南江堂
催吐性 軽度
血管への影響 ゲムシタビン:炎症性抗がん剤
【参考文献】
日本癌治療学会編,制吐薬適正使用ガイドライン2015年
国立がん研究センター内科レジデント編,がん診療レジデントマニュアル,2013,医学書院

治療成績

局所進行切除不能・遠隔転移
(一次)
奏効率
8.6%
無増悪生存期間
3.75ヶ月
生存期間中央値
6.24ヶ月
局所進行切除不能・遠隔転移
(一次)(日本人データ)
奏効率
20.3%
無増悪生存期間
3.48ヶ月
生存期間中央値
9.23ヶ月
※試験概要、試験名など試験の詳細は参考文献等をご確認ください。​
【参考文献】
J Clin Oncol.25(15):1960-6(2007).
Cancer Sci.102(2):425-31(2011).

使用時の注意

使用時の注意

※投与方法に関しては一例です。各製品の電子添文をご確認ください。

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副作用の対処方法(薬物療法)をご紹介しています。がん治療で起こる副作用の発現頻度や重症度の判定方法、支持療法などをご確認いただけます。

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副作用の対処方法(非薬物療法)について、患者さんの生活指導に役立つ食事や運動、セルフケアなどをご紹介しています。印刷し、患者さんへの説明にもご活用いただけます。

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「レジメン紹介」に掲載しているレジメンの選択基準については、ご監修いただいたご専門の先生方に、代表的な試験をもとに公平な立場で選定していただきました。
また製品のご使用にあたっては、最新の電子添文等をご確認ください。

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